心が病まないための仕事における対策  

心が病まない方法 学校の先生

先生
先生

こんにちは。今回は、個人的なことなのですが、学級もあと半年以上ありますが、もう心が疲れてしまっていて、少し気が落ち気味なんですが、どうしたら良いでしょうか。

こんにちは。そうなんですね。どういうところを大変に感じていますか。

 

先生
先生

何かいろいろ仕事を引き受けてしまって…。研究授業に、どうしようもない大変な子に、サポートしてくれない同学年に…。少し、限界を感じてきています…。管理職の先生方もわかってくれているかどうか…。

わかります。

 

 

 心が病まないための仕事における対策

仕事を安受けしない

学校には、いろいろな役割があって、大変だと思うことがたくさんあるでしょう。

 

 

研究主任、体育主任、初任者指導、高学年の担任、学級崩壊の立て直し、こだわりが強く、プライドが強い同僚と一緒に仕事をさせられることなどです。

 

 

さらに広げると、児童会活動やクラブ活動、地域の方との連携など様々あるでしょう。

 

 

私も、なんでも引き受けてきましたが、結局、「する人はする。しない人はしない。」のです。自身にとって無理そうなものは断りましょう。

ただ、全て断っていくというのは、組織的に無理が生じます。ある程度交渉して、1つの役割くらいを引き受けましょう。

  

 

全て断っていくと、体裁だけが悪くなってしまいます。

 

 

また、同僚からの支援を十分に受けられるような雰囲気でしたら、今後の自己のためにしてみても良いとは思います。

 

 

20代の失敗より、30代、40代、50代の失敗の方が心のダメージが大きいですから。

完璧を目指さない

授業研究の後や参観授業の後などで、心が病んでしまう人が多くなります。これは、良い授業をしようとして、無理をしてしまってからの反動がきていることがあると考えられます。

 

がんばって準備したけれど、報われなかった。

 

自信の無い中で、研究でがんばっていたことが認められなかった。

 

そういう経験を皆さんもお持ちではないでしょうか。

 

 

80点くらいの気持ちでいきましょう。無理に完璧を目指したり、完璧な姿を見られたいなどと恰好をつけてしまったりすることで、心は無理をしてしまいます。

 

 

「自分は力があるんだ。」

 

 

「自分ががんばらないといけないんだ。」

 

 

となってくると、自分では気づかない間に心がむしばまれてしまいます

 

 

初めから、「評価なんかしてくれる人はいない。」

 

 

「陰でがんばっていることなんて、だれも見ていない。」

 

 

とはっきりあきらめて、何事も、80点くらいの完成度でいきましょう。

 

 

心理学では、パレートの法則と言うそうですよ。時間で区切りをつけて、それ以上はしないようにしましょう。残りの時間で、リラックスしたり自己研鑽したりしてください。

 

見返りや評価を求めない

 

全員の平等、感謝などの見返りを求めると、人間関係が崩れます。

 

 

評価をあてにすると、心が折れます。

 

 

評価というのは、結局評価をする人の好き嫌いで決まります。

 

 

明確な根拠などはありません。

 

 

評価などは見ないようにしましょう。

 

 

学校でも人事評価をしなければならなくなりました。

 

 

これは、明らかに職場の雰囲気を悪くする誤った政策です。 

 

 

十分ではない評価でも、管理職を嫌いにならないでください。管理職の先生も、だれかを良い評価にして、だれかを良くない評価にしなければなりません。

 

考え過ぎない

 

考えすぎることで、心に無理がきてしまいます。

 

 

確かに、この職業というのは、人の人生を担う大切な仕事です。 

 

 

それを真剣に受け止めるなという方が無理でしょう。

 

 

また、お金も人もいないので納得できないことの方が多い仕事でもあります。

 

 

ただ、現実は変えられません。淡い期待というのが一番人を苦しめます。

 

 

「十分考えたからもういいや」 

 

 

「少しくらい損してもいいや。」

 

 

このくらいの感覚でいかないと心が持ちません。

 

 

 

あきらめた方が楽になることが多いですね私も、仕事が他の人よりも多いことや、大変なポジションを負うことが多かったのですが、楽することをあきらめてプラスに考える方が気持ちが楽でした。

 

他の人と比べない

 

よく若い人で、優秀な人と自分を比べて自信をなくしたり、嫉妬したりすることがあります。

 

 

でも、これは、意味のないことです。スタート地点で受け持つ学年や子供の実態が違う上に、経験年数も違うのでないものねだりになってしまいます。

 

 

いくら比べても苦しいだけなので、楽しく仕事をすることに気を配るとよいでしょう。

 

 

謝る、お金を使う

 

 

 

これは、外道と呼ばれてもおかしくありませんが、謝ったり、お金を使うことで解決したり、未然に防げることが多いです。

 

 

私の見てきたベテランの先生は、保護者対応で、何よりも先に「すみません!心配だったでしょう?…」とあやまってやりとりをしていました。

 

 

最近は、「簡単に謝ってはいけません。謝ったら非を認めたことになってしまいます。」などと指導されて、あやまらない方もいるようですが、それはどうでしょう。

 

 

相手によると思いますが、時と場合を考えて、謝って済みそうなら先に謝ることを私はおすすめします。

 

 

また、同僚の人間関係がこじれてしまうのが、一番苦しいです。お金で解決できることなら、できるだけ使っていきましょう。

 

 

具体的には、日々お菓子を配ること。

 

 

別れ際にプレゼントを渡すこと。

 

 

誕生日プレゼントに心をこめること。

 

 

相手が苦しい時に、何か差し入れをすることなどがあります。

 

  

 

つまり、人間関係が苦しいのは、同僚同士の人間関係が崩れていることです。まずは、同僚関係がうまくいくようにしてみてください。プライドや、お金なんて心の病気に比べたら安いものです。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、仕事で心が病まない方法でした。個人差はあると思いますし、対策も星の数あると思うのですが、今回はここでまとめておきます。また、更新します。

 

 

まとめ

 仕事を安受けしない

 完璧を目指さない

 見返りや評価を求めない

 考えすぎない

 他の人と比べない

 謝る、お金を使う

 

自分だけではなく、周りの同僚にも苦しんでいる人はいないか見守ってくださいね。それでは。

タイトルとURLをコピーしました