小学校教員が春休みにすべきこと —バランスのとれた準備と休養―

学校の先生

小学校教員が春休みにすべきこと

えびす
えびす

ようやく1年間が終わりました。もうくたくたです。春休みしっかり休みたいと思います。

 

1年間おつかれさまでした。1年間で一番心がほっとする時期なのではないでしょうか。

  

 

えびす
えびす

そうですね。こんなにも心が穏やかなのは、素晴らしいです。ところで、春休みって何をしたらよいでしょうかね。みなさんどんな過ごし方をしているのですか。

 

しっかり休んで、最も忙しい4月に備えられるようにするとよいですね。私のおすすめを紹介します。

 

えびす
えびす

よろしくお願いします。

春休みは、多忙な小学校教員にとって、心が休まる大切な時間です。

 

 

同時に、次の学期への準備や自己研鑽に充てられる重要な時間です。

 

 

そこで大事になるのが、休養と準備のバランスです。

 

 

塩梅は私の方では、決めかねますが、内容だけはまとめています。

 

 

しっかりとリフレッシュをするという前提で、春休みに取り組むとよいことを紹介します。

 

資料や教材の整理と作成

 

①資料や教材を捨てる

 

②次に使う人が使いやすいように整理する

 

③「あったらよいな」と思うものものを作る

 


教材や資料を整理し、不足しているものを補充したり、新しい学習計画を作成したりする時間に活用できます。

 

 

使えるデータは、取り出しやすくしておき、いらないデータは破棄していきましょう。

 

 

写真データは、90%捨てる勢いで、捨ててください。

 

 

卒業アルバムで使う以外はほとんど使いません。外付けハードディスクなどに入れて保管されてください。

 

 

今後、データベースで保存しているものがクラウド化していくと、データは持っているだけでお金がかかってしまいます。

 

とにかく捨てることが大事です。

 

 

いらないものを捨てていくと、必要なもの、重要なものが出てきます。

 

 

最後に、次年度以降で使うアイデアを整理整頓しましょう。

  

 

研究の構想をイラストにしたり、生徒指導のよくする指導をスライドにしたりするとよいでしょう。

 

 

「問い」とは何か、「障害」とは何か、「差別」とは、「いじめとは」など、地域や学校の実情に応じて作成しておくと、便利ですね。

 

教室環境・職員室・自宅の整理


教室掲示板や、配置の計画を立てたり、良い学級、良い先生の真似をしていきましょう。

 

 

清掃や整理を行うことも良い機会です。

 

 

掲示物が貼られてあるうちに、写真をとって、真似をつくり、データがもらえそうであればもらっておきましょう。 

 

 

また、ご自宅でも仕事ができるようになると、さらに良いですね。

 

 

普段は学校にこもりっきりで、自宅の掃除や片付けも追いついていないことが多いと思います、

 

 

自宅がある方でしたら、雑草処理や不要な段ボールや副などの整理をしなければなりません。

 

 

冬物もまだ棚にしまえていない家庭も多いことでしょう

 

 

地域にもよると思いますが、少しずつでも 片づけておくと気が楽になります

 

「あしたするよ」のガマくんにならないでくださいね。

教育関連の本を1冊読んでおく


教育関連の書籍や講座を通じて、新しい指導方法やスキルを学ぶ時間を設けると、よりよい教育が可能になります。

 

 

自身の教師経験年数にもよりますが、 どんな本でも役に立つと思います。

 

 

軽く読む程度でしたら、次の月刊誌がおすすめです。

 

・「国語教育」(明治図書出版)

・「実践国語教育」(明治図書出版)

 

 

大きい本屋に行って、読みたいタイトルの本をとにかく読んでください。不思議なもので自分のお金で買った本は、読みます。もらった本は読みません。

 

コミュニケーション


地域の方や保護者、同僚との関係を深めるために、連絡を取ったり接触を図ることも大切です。

 

 

残念なことに、春休みにしっかりコミュニケーションをとれていないと、1年間苦しむことになります。

 

 

全員に1回話せたら良いですね。笑わせられたら良い関係です。

 

 

軽くお菓子を配り、何気ない話をしてくださいね。話しかけにくい人に話しかける例を載せてますので参考までに…。

 

 

・感謝の気持ちを伝える

 「○○先生の支えのおかげで、1年間なんとかもちこたえられました。」

 

・子どもたちの言葉を伝える。

 「○○先生の話が面白かったといってました。」

 

・桜の変化を話しかける

 「つぼみが大きくなってきましたね。」

 

・気候の変化を話しかける

 「まだ少し寒いですね…」

 

・家族の状況を伝える

 「娘がようやく入園でして…」

 

・送別会のあとの様子を伝える

 「○○が話せなかったとなげいていましたよ。」

 

本人と直接的な話をするのはなかなか難しいですよね。

 

 

第三者の話をしていたら、少し打ち解けられることもあるかも知れません。

 

リフレッシュ


リフレッシュは欠かせません。

 

 

趣味や運動、旅行などを通じてリラックスすることで、次学期への活力を得られるでしょう。

 

 

大事なことは、休むことです。

 

 

場合によっては、最優先事項になります。

 

 

仕方ないことですが、人間と接する仕事ですので、心がすり減っている方も少なくないでしょう。

 

 

子ども、学級、同僚、管理職、保護者、家族、付き合っている方…。

 

 

さまざまな人間関係のストレスから一時的に解放される時期でもあります。

 

 

本当に自分が大切にされていると思うことや趣味など、なんでもしましょう。

 

 

旅をすること、楽しい人と会うこと、新しい物語の世界に入ること、おいしい料理を食べること。

 

 

自分の人生のために、お金と時間を使ってくださいね。

まとめ

 

まとめ

資料や教材の整理・作成

  • 不要な資料や教材を捨て、次年度に向けて使いやすい形に整理する。
  • 必要なデータやアイデアをまとめ、新たな学習計画を立てる。

教室や職員室、自宅の整理

  • 掲示物や教室環境を見直し、より良い配置や装飾を計画する。
  • 自宅の掃除や片付けにも取り組み、仕事の効率を高める環境を整える。

教育関連の本を読む

  • 教育書籍や月刊誌を活用し、新しい指導方法やスキルを学ぶ。

コミュニケーションの強化

  • 地域の方々や保護者、同僚と接触し、良い関係を築く。軽い会話やお菓子の差し入れが効果的。

リフレッシュ

  • 趣味、運動、旅行などでリラックスし、次学期へのエネルギーをチャージする。

 

 

春休みを有意義に過ごすことで、次の学期をより円滑にスタートする準備が整います。

 

小学校教諭はやりがいはありますが、とても大変な仕事です。しっかり、休んで英気を養っておいてくださいね。

 

 



小松

小松


春うらら。私は、たくさん寝たいと思います。それでは。

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